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皆さんこんにちは!
山村農園、更新担当の中西です。
~“脇役”なんて言わせない✨~
餃子🥟、レバニラ炒め、ニラ玉、もつ鍋…
食卓にそっと香りとコクを足してくれるニラですが、
「主役にはならない地味な野菜」と思われがちかもしれません。
でも、ニラ農家として日々畑に向き合っていると、
「ニラって、こんなに奥が深くて、頼れるやつなんだよ!」
と声を大にして言いたくなる瞬間がたくさんあります💪
今日は、
ニラの一年の流れと、ニラ農家がこだわっているポイント
を、できるだけ分かりやすくお話してみます🌱
目次
まず知っていただきたいのは、
ニラはキャベツやレタスのような「一回取りきり」の野菜ではないということです。
ニラは多年草。
一度畑に根を張ると、
手入れ次第で何年も、何度も収穫できる相棒
になってくれます😊
ただ、そのぶん
土づくり
株の更新
季節ごとの管理
がとても重要になってきます。
「植えたらあとは勝手に伸びるんでしょ?」
とよく言われますが(笑)、
実際はニラのご機嫌をとる毎日です🌤️
地域や栽培方法によって違いはありますが、
ニラ農家の一年はこんなイメージです👇
春:株を立ち上げる時期。追肥と除草で“今年の土台づくり”
初夏〜秋:収穫のピーク。刈っては伸ばし、刈っては伸ばし✂️
晩秋〜冬:株を休ませる・ハウス栽培で冬どり・更新の段取り
同じニラ畑と向き合っているように見えて、
季節ごとにやること・気をつけることが全然違います。
「一見変化がないように見えて、実は刻々と変わっている」
それがニラ畑の面白さでもあります😊
ニラは丈夫な作物と言われますが、
だからといってやせた土や固い土では、本領を発揮できません。
水はけがよく、ほどよく水持ちのある土
根がしっかり張れる深さ
元気に葉が出るための栄養
つまり、
**「ジメジメでもカラカラでもない、ふかふかの布団」**が理想です😊
そのために、私たちは
堆肥や有機質肥料を入れて土の“ごはん”を補給
耕して空気を含ませ、根が伸びやすい土にする
畑の排水を確認し、大雨のときの水の逃げ道を考える
といった作業を、
新しいニラを植える前から丁寧に積み上げます。
見た目にはあまり変化がないので地味ですが、
ここで手を抜くと数年間の収穫に響く、とても大事な仕事です💪
ニラの苗を畑に植えてから、
いきなりたくさん収穫できるわけではありません。
まずは
「しっかり根を張って、畑に慣れてもらう」
期間が必要です。
植えたばかりの年は、
収穫回数をあえて少なめにする
葉を短く切りすぎない
株の様子を見て、追肥と水管理でサポート
といった「育てる収穫」を意識します🌱
ここで欲張って何度も刈り取ってしまうと、
株が疲れてしまい、翌年の伸びが悪くなることも💦
「今年だけでなく、来年・再来年も一緒にやっていこうな」
そんな気持ちでニラと付き合っています😄
ニラは基本的に、
ある程度の長さまで伸びたら刈り取る → また伸びる → 刈り取る
の繰り返しです。
しかし、
伸ばしすぎると葉が固くなりやすい
早すぎると収量が減る
刈り取りの高さが低すぎると株が弱る
など、収穫のタイミングや刈り方一つで、
次の伸び具合や株の寿命が変わります。
葉の長さ(うちではだいたい〇cm前後を目安に)
葉色(濃い緑でピンとしているか)
葉先の傷みや折れの有無
天気の様子(雨続きか、乾きすぎていないか)
これらを見ながら、
「今日はこの畝まで」
「この列はもう1日だけ様子を見よう」
と細かく決めていきます✂️
同じ“ニラの束”に見えても、
「食べたときのやわらかさ」「香りの立ち方」は、
こうしたタイミングの積み重ねで変わってくるんです😊
ニラは丈夫とはいえ、
やはり天候の影響は大きいです。
長雨で根元が蒸れて病気が出やすくなる☔
真夏の強い日差しで葉焼けを起こしやすい☀️
冬の冷え込みで生育が止まりやすい❄️
だから、
毎朝空を見上げて、
天気予報だけでなく
**「畑の空気」**を肌で感じます。
「今日は乾きが早そうだから、水やりは夕方にしよう」
「この列の葉色が少し薄いから、肥料の効き方を見て調整しよう」
そんな小さな判断の積み重ねが、
「安定して出荷できるニラ」
につながっていきます🚚✨
せっかくなので、
畑から見た“おすすめの食べ方”も少しご紹介します。
新鮮なニラは、
生のまま刻んでも青臭さが少なく、香りが爽やかです。
できれば切ってからあまり時間をおかずに使う
少し太めの部分も惜しまず入れる
ニラをケチらない(笑)
これだけで、香りの立ち方が全然違います✨
ニラを3〜4cmに切る
鶏ガラベースのスープに入れる
火を止める直前に溶き卵を回し入れる
たったこれだけですが、
冷えた体も、ちょっと疲れた心も、ふわっとほぐれる一杯になります😊
栄養の細かい話はここでは控えますが、
ニラは昔から
“スタミナ食材”
“体を温める野菜”
として親しまれてきました。
ニラ農家として実感するのは、
ニラをよく食べていると
冷えが和らぐ
食欲がわく
「よし頑張るか」と前向きになれる
そんな“スイッチ役”になってくれるということです😊
季節の変わり目や、ちょっと疲れがたまってきたとき、
ぜひニラを食卓に迎えてみてください🌈
ニラは多年草で、何年も付き合う相棒のような作物
土づくりから収穫のタイミングまで、一つ一つに農家の工夫と判断がつまっている
丈夫そうに見えて、実は天気や管理にとても敏感
餃子やニラ玉だけでなく、スープ・炒め物・鍋と、日々の食卓で大活躍
スーパーや直売所で
ニラの束を手に取ることがあったら、
ちょっとだけ畑のこと、
そこで根を張っている株の姿を思い浮かべてもらえたらうれしいです😊
今日のごはんに、
一束のニラをプラスしてみませんか?
きっと、いつものメニューが少しだけ元気な味になりますよ🌱✨