
皆さんこんにちは!
山村農園、更新担当の岡です。
暑さが本格化してきた今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、夏の味覚の王様「スイカ」の栽培レポートをお届けします。山村農園では、糖度と香りにこだわった品種を選び、土づくりから収穫、出荷まで一貫して管理。暑い夏にぴったりのスイカがどのようにして育っているのか、最新の生育状況と美味しくいただくコツを詳しくご紹介します。
当園が選抜したのは「夏雪(なつゆき)」という品種です。果皮は淡い緑色に深い縞模様が入り、果肉は鮮やかな赤。皮が薄めで、シャリッとした食感と12~14度前後の高い糖度が大きな特長です。甘みだけでなく、口に含んだ瞬間に広がる豊かな香りにも自信があります。
土づくりでは、秋から冬にかけて牛ふん堆肥と鶏糞をたっぷりと畑にすき込み、春の定植までにゆっくりと熟成させます。有機質肥料を基盤にすることで土の微生物が活性化し、水はけと保水性の両方を兼ね備えたふかふかの健康な土壌が完成。畝は高さ30cmほどに立て、黒マルチを敷くことで地温を早く上げつつ、雑草も抑制しています。さらに、定期的な土壌検査でpH6.0〜6.5を維持し、窒素・リン酸・カリ分のバランスを最適化しています。
スイカの花は昼前に咲くため、当園ではハーブやマリーゴールドを混植してミツバチなどの受粉昆虫を誘引。天候によっては手作業で人工受粉を行い、受粉率を高めています。着果後、果実が直径5cmほどまで成長した段階で1株あたり3~4玉に絞る摘果(せん果)を実施。これにより、残した果実に養分が集中し、サイズと糖度が向上します。
葉かきは、実が日光をしっかり浴びられるように必要最小限の葉を残しつつ大きな葉を摘み取る作業。これによって果実表面にムラなく日光が当たり、色づきと甘みを均一に整えます。また、つるは地面に直接触れさせず、居架栽培用のネット棚に誘引。病害虫を抑えながら葉の下に空気が循環するよう配慮しています。
定植後30日目(6月初旬)
花芽の開花が始まり、株全体に勢いを感じる頃です。今年は気温が比較的安定していたため、例年よりも花数が多く、受粉のチャンスが増えています。
定植後45日目(6月下旬)
初期の着果が確認できる段階。人工受粉との組み合わせで受粉率が高まり、小さな実が順調に太り始めました。
定植後60日目(7月中旬)
摘果と葉かきが完了し、選ばれた果実は直径10cm前後に成長。この時点で糖度計による測定値が8度以上をマークし、順調に生育していることがわかります。
定植後75日目(7月下旬)
果実は直径20cm前後にまで成長。黒マルチの保温効果が功を奏し、連日の高温で地温が上昇。糖分の蓄積が例年以上に早まっています。
定植後90日目以降(8月初旬予定)
収穫適期を迎えます。果実の色ツヤ、糖度、手触りを総合的にチェックし、最高のタイミングで一気に刈り取り、初期冷却を施してから出荷します。
初期冷却でひび割れ防止
収穫直後、果実を冷水にくぐらせて表面温度を一気に下げることで、ひび割れを防ぎつつ甘みを内部に閉じ込めます。
しっかり冷やす
冷蔵庫で3~4時間冷やすと果汁が均一に引き締まり、より甘みが際立ちます。冷やしすぎると香りがやや弱くなるため、この時間がベストです。
賢い切り方
縦半分に切ってからスプーンですくうと、果汁が飛び散らずに最後の一滴まで楽しめます。切り口を見て皮と果肉の境目が鮮やかな赤かつきれいな縞模様かどうかも選ぶポイントです。
保存目安
丸のままなら常温で2日程度が適期。カットした後はラップで包み、冷蔵庫で翌日中にお召し上がりください。時間が経つと香りと食感が少しずつ変化するので、タイミングを逃さずにどうぞ。
朝採れスイカ予約受付開始:8月1日から
直売所販売期間:8月5日~8月20日
オンライン限定セット:「夏雪」&「黒皮糖度保証品(14度)」計2玉セットを数量限定で販売
さらに8月10日には農園見学&試食イベントを開催予定です。スイカの収穫体験や、完熟スイカの食べ比べを楽しめるほか、農場スタッフと直接お話しできる貴重な機会です。詳細は山村農園公式サイトのお知らせ欄をご覧ください。
以上、山村農園のスイカ栽培レポートでした。これからも旬の野菜情報をお届けしますので、ぜひお楽しみください!